コラム・トピックス・ プロフィール

<11月27日>

齢を重ねると時間が経つのが早いという。

彼女は99歳。

「もう~60代までの記憶はあるんです。でも60から今までは

どうやって年取ってきたか、さっぱりわからない!!」

と大笑い。

今は曾孫さんまでいる賑やかな生活。

「ゆっくりな、静かになるのが夜の9時。

そこから自分でのんびり過ごす。」

生活が若い!!

毎日賑やかだから、悩みごとが生まれることは少ないみたい。

年とったら、静かな生活、とかいうけれど

そんなことないみたいですよ~

 

<10月27日>

齢を重ねると、指の変形は多みられます。

その日ハンドセラピーさせていただいた女性の指も、

両手のすべての指が変形していました。

リュウマチかも・・・と言われていますが、今特別な治療はしていません。

変形しているのでこちらが慎重になりますが、

彼女はその指を見ながら

今までやってきた数々の仕事について軽快に話してくれます。

 編み物はやれば、人のものまで頼まれる。

 電話交換手をやれば、ほかの人の仕事までくる。

 ガリ版すりをお手伝いしたら、次から次へと他からの依頼が増える。

「とにかく、いろいろこの手でやりました。頑張らせたから仕方ないですね」

器用なその小さな手から、

人のために多くのものを生み出してきたんですね。

有難くって。

大切にハンドセラピーさせていただきました。感謝♡

 

<7月23日>

認知症の80代女性はいつも穏やかに笑顔でハンドの時間は過ごしてくださいます。でも、認知症状は少しづつ進行中。以前してくれたお父さんの話はもう

してくれません。変わりに「お父さんはまだ帰ってこないわね」と。

ハンドセラピーしながら少しづつ会話が進み、笑顔も増える。

そして、最後は私に

「これからね!これからよ!」

とハイタッチ!!

例え会話が以前と同じようにできなくても彼女の魅力は変わらない♡

笑顔とともに、元気を頂いたのでした。

 

<5月8日>

やっぱり、幸齢者の力はすごい!

ここ最近、落ち込み気味の私でしたが、今日行ったた施設で

90代の働いてきた昭和5年生まれの女性と触れ合い、

彼女から

「あら~私の手が幸せだって^^。ほらね、こんなに喜んでる」

こんな言葉を頂けて、すっかり私の落ち込んでいたことで

固まっていた心の緊張がほぐれ、癒されていくのがわかる。

スルスルとほぐれていく♡

ああ!!そうだったのか!!

幸齢者ハンドセラピーって、幸齢者がセラピストだったのか!!

また、セラピーしてもらいに行こう♬

 

<3月29日>

デイサービスでのこと。ご婦人とハンド中、ひょんなことから

恋バナ♡に。^^

90近い方ですが、こっそりと

「よく知らない人だから言えるけど

 あの人どうしているかしら・・・って

 こっそり思い出す人がいるの。

 彼と一緒になっていたら、今頃はどうなっていか。」

淡い初恋の相手を、今でも鮮明に思い出すと。

恋心は年齢関係なく、人を美しくする。

私の大正生まれのおばあちゃんに、生きていたころ聞いたことがある

「お見合いで初めて結婚式の時にあった人と

 どうして最後まで連れ添えるの??」って

時代だから、なんだけど。

 

その時おばあちゃんはこういった

「好いた惚れたは冷めちゃうからね。時間がたつと

終わっちゃう」

 

うう~ん。そうかな・・・?

もう一度、おばあちゃんと、そこんとこ話してみたい。🌸

 

<2月22日>

認知症の女性。それまで静かに座っていらしたのですが

ハンドセラピーを始めたら、にこにこ♬

踊りたいスイッチが入って、大きく腕を広げて歌ってくれる。

最後は、「ほ~~ら~~」と言って

わたしをぎゅ~~~っと抱きしめてくれた。

とってもあたたかな腕の中でした。

ちょっと懐かしい。

細い体なのに、腕の中は大きかった♡

 

<1月26日>

ハートナーさんが初めての施設で。

右マヒの男性にハンドセラピー

講座修了してから時間がたっていたので

健側の左手を彼女が施術。

それだって、

彼女が「ハンドセラピーやってみませんか?」

と声をかけて、

彼はしぶしぶ「あ・・・まいいけど」な感じ。

でも、彼女の施術がとても気持ち良かったのでしょう♡

彼の方から「(麻痺の右手も出して)こっちもやってほしい」と

と言ってくださった!

患側の右手は山本が施術。

ご一緒したハートナーさんはやり方を見ながら復習

固い手が、ゆっくり柔らかくなる。

共に学びの多い時間でした。

 

<8月29日>

やられましたわ…!

今日のハンドで94歳の女性から

 

「出来ない 出来ないってみんな言う

やれないって。 

 

だけどさ

やることの10のうち1ならできる

なら出来るんだよ〜〜。」

  

私「1 出来たなら10も出来るってこと?」

 

「違う!違うよ〜〜!あんたね、そうじゃないの。

<出来た>  から<出来る> んじゃない。

<1出来る> なら全部出来るの‼️」

 

  わかってないねぇ、と言う呆れ顔をされた。

 

トライしてみて<1出来た>から やる

のではなく

トライしたなら、出来たどうかに拘るよりも

出来ると信じて10までやる

 

「出来るんだから。

    出来たかどうか、出来るかどうか

    そんな事考えてる時間がもったいないよ。

    やれば良いんだよ!あはは🤣」

 

この愛ある喝を頂いて下さい‼️

 

<7月3日>

いろんな事件があるけれど

ハンドセラピーで出会う方から

「家族で賑やかに過ごせている」様子を伺ったり

「やりなさいって娘に言われる・・。 

 仕方なくやるけど、それがいいのよね。」

と笑顔で話すお顔を観るとホッとします。

 

小さいと思える幸せは

誰かに配ると

大きな幸せに進化する

 

大したことない、な~~んてことはない!♡

 

<4月23日>

  「人生は喜びよ 毎日喜んでないと

           私は楽しむようにしてる昔から」
  素敵な言葉のギフトを頂く。
  喜び  は私も大好きなテーマ
  毎日を喜んでますか?
  自分を喜ばせてますか?

 

<3月16日>

  いつも2人で伺っている施設で。

 最近、 良くあることですが、

 「あら、今日はもう1人の人は?」

って聞かれます。

向こうでやってます。なんて返事を返すと

「あら、そうかい。

   あの人にもよろしく言っといてね。」

と言われる。

名前なんかは覚えてないけど

知ってる人がいる。

繋がり、ってこういうことだよなぁって感じる

嬉しい言葉です。

 

 

<2月4日>

 地域交流の場でハンドセラピーを提供していました。

 立ち寄った70代の女性は義理の母と同じくらい。

 嫁の立場として、

 「義理の母にいつもどう接してよいか

  わからなくなるんですよね~」

 なんてぼやいたら

 「あら、何のしなくていいわよ。

  ちょっとね、気にかけてくれたらうれしいの。

  何かしてほしいことなんてないのよ。

  最近どう? これでいいの^^」

 あ~!そっか! 

 う~ん、そんなもんか~

 

 同じお嫁さんをもつ方だからこそのアドバイス

 参考になります。

 こうして、助けられるんですよね。^^

 いろんな世代の人と話せるってありがたいです。

 

 「あら、わたしでもあなたのお役に立てた?」

  という彼女に

 

 もちろんです!!♡

 

 

 

<1月8日>

 あけましておめでとうございます。

 今年も宜しくお願い致します。

 

 心と体ととても大切なあなたの魂が

 喜びにあふれる年になりますように

 

 新しい時代へとさらに進む今年

 豊かな出会いが待っています♡

 

<12月31日>

   今年も一年 たくさんのご縁をいただき

     本当にありがとうございました!

 

     手と手から繋がる温もりは心をほぐす。

     ふわっと心のエリアが広がる

     そこに一緒に居られる幸せを感じています。

 

   寒いけど温かい年越しをお過ごし下さい。💕

 

<11月18日> 

ハートナーさんの働く施設でハンドセラピー

 

ご入居者様と働くスタッフへもハンドできたんですよ^^

働くスタッフさんへも提供できたのは

本当にうれしかった。

 

後日、ハートナーさんから感想が来ました。↓

 

「入居者さまもですが、スタッフの方がとても

喜んでいました。

覚えたいと男性スタッフが、その日のスタッフと

私の手を大きな手でマッサージしてくれました。

手が軽くなり気持ちよかったです。」

 

ね、スタッフさんに味わってもらえると

他の方へもやってもらえる。

男性もおすすめなのです。

手があたたくて大きいから♡

 

次回のご要望も施設長さんからもいただきました。

よろしくお願いいたします!

 

 

 

<11月5日>

 

デイサービスにお勤めのハートナーさん

からご報告!

 

施設ではハンドケアを

デイサービスで毎月一週間をアロマ週間とし午睡後の1時間、行っているそうですこの日はデイサービスで祭りをすることとなり家族の方ご近所の方がこられ

体験コーナーを行ったそうです。

 

 

ハートナーさんより ↓

晴天の中無事お祭り終わりました。
利用者さんの手作りの看板、
初めてお会いする方々へのアロマケア
皆さんとても喜んでいただき、うれしい一日になりました。
本当にありがとうございました。

 

<10月9日> 

 ハートナーさんからうれしいご報告

ご本人の了承を得て一部ご紹介します。

 

そうそう、彼女は思春期、男子高校生のお母さんです。↓

*******

 

ご無沙汰しております。
昨日ちょっとうれしいことがあったのでメッセージします~(*^^*)

昨日は長男が
ハンドセラピーをして~!
代わりに皿洗いするから(*^^*)

って。

最近、福祉の仕事をしたいって言い出した高校生の長男。
ハンドセラピー大好きで。

ハンドセラピーしながら
話をしていたんだけど。

不思議ですね。
きっと私が伝えたかったことは
伝わっていないようで
伝わっていたみたい。

そんな風に感じました。

思いは向き合えばちゃんと伝わるのかな。

 

********

ちゃんと伝わってますよ~

子供たちの吸収力は半端ない

可能性も無限大!

 

その力を「信じているよ」「あなたなりやってごらん」

とこれまた大きな存在で示していけたら

チャレンジや新しい世界へ飛び出していけますね。

 

私も、彼女のような親子関係でありたい!と

思いました。

きっと、触れ合うことの意味を体で知っている彼は

介護の仕事についたらすぐに活躍してくれそうです。

 

頼もしいなあ~~!!

 

 

 

 

<8月29日>

今日はボランティアセンターからお声がかかり

初めてのデイサービスに行ってきました。

 

デイサービスさんは皆様ある程度動ける人ばかりで

車いす利用者は2名ほど。

参加者のほとんどは女性ですが

聞くと皆さん、80代後半から90代。

 

でも、そうは見えない・・・。

 

それもそのはず、お元気は女性たちは

「私はきりこみの先生をしていたの、ここでもやるわよ」

「あの方はお習字の先生お上手なの」

「私もお習字は大好きで、食事も忘れてやっちゃう」

「〇〇さんは手が器用でね、かわいいもの作ってるの」

次から次へと、多彩な趣味や特技が出てくる出てくる~

 

それをこのデイサービスで教えたりもしている。

足が悪くなっっても、何かできる事があるって

自分をイキイキさせるのですね。

 

「なんでもやってみたらいいのよ」って

みなさんおっしゃる裏事情はこういうことなんだなあ~。

< 8月25日>

今日は毎月行っている特別養護老人ホームの
ハンドケアの日
今日はですね〜〜数ヶ月ぶりにハンドケアを行う
80代の男性から
「おぉ、あんたね。写真撮ってよ一緒に。
   今度来た時言おうと思ってたんだぁ〜。」
??  
「あんたと撮った写真をね、私のアルバムに
    入れといてもらうんだ」
(≧∇≦)きゃー嬉しい!
職員さんにカメラで一緒に撮影していただきました。
(許可取れてないのでここに紹介できません…)
写真を撮った後、
「この写真ね、私のアルバムに入れといてね。」
と職員さんに念押ししてました。^ ^
今日はもう1つ
素敵な折り紙作品もいただきました。
リュウマの女性が痛みを紛らわす為に
折り始めたそうですが
変形した指で美しい作品が出来上がります。
今日もいただいてばっかりだなぁ〜〜感謝

<8月6日  一休カフェ>

72年前、世界で初めての原爆投下が広島に行われたこの日に
死生観カフェを行うことに意義を感じた日でした。
参加者全員で黙とう捧げて開始。
今回のテーマは  命はだれのもの?
命って小さな単位でみると自分のもの
大きな単位でみたら大いなるものの一部
になるんだろう。
この体で生きたいと願って生まれた来たのは自分。
命をどう使うか決めるのも自分
但し、その命は今の体である間与えられてるエネルギー
エネルギーは波及し、影響しあう
自分の命の使い方を考えたら
それは自然と未来に繋がる
命を扱う意思が私達の未来をつくる
だとしたら
もっと意識的に使おう
未来を創るものとして
与えられてる今の命をちゃんと使い切る
使命とは、この事かもしれない
とてもシンプルにね。
今日という日を生きたいと願った人の分も
大切に生きよう

 

 

 

 

 

 

<7月31日  小規模多機能   ほほ笑み  さま>

にてハンドセラピーのご依頼があり行ってきました。
この日はご利用者さま 5名
スタッフさんと
お近くの小規模多機能のスタッフさんも見学に
いらして下さいましたので
スタッフさんにも施術体験して頂きました!
ご利用者さまの中には
 「明日から施設に入所する事になっているので
 プレゼントになるかなと思って…」
とのこと。
おしゃべりに花咲く時間になりました。
 新たな世界への挑戦を応援します!
って気持ちで💝

横浜にある

特別養護老人ホーム

サニーヒル横浜 様から

 

家族会の勉強会での様子を

施設発行の新聞に掲載していただきました。

この日のテーマは

「ハンドセラピーで作る親子時間

~触れるコミュニケーション」

でした。

 

 

日総研から 隔月発売

 

幸齢者ハンドセラピーの

基礎編を写真入りで。

また、ご利用者様へ取り入れる時の

ポイントなどを

紹介しています。

 

次回は

「介護職員が行うハンドセラピーの

有効性」

「終末期・認知症の方へのハンドセラピー」

と続きます。

幸齢者ハンドセラピスト養成教室

       主催:山本千鶴子

はじめまして山本千鶴子と申します。
 お越しいただき感謝いたします。
 
 
私は 千葉県松戸市在住。

生年月日: 1971年2月6日
出身地: 静岡県掛川市

職業:

幸齢者ハンドセラピスト 元看護師

アロマセラピスト

 

 

1991年看護師免許取得、大学病院勤務。

難病疾患の多い神経内科勤務時に、

在宅に興味がわき、訪問看護師へ。介護支援専門員も兼務してました。

 

その後、子育てと仕事の両立を考えて

ライフスタイルに合わせて職場を介護施設勤務に変更。

 

その時に介護スタッフのスキンシップのすばらしさに触れて

タッチケアのすばらしさ

そこから見える世界の広がり

何よりも 自分自身が救われていく感覚

 

傾聴にもなるし

言葉が交わせなくてもできるコミュニケーション

奥の深さにも魅了され

 

現在は、

寄りそうケアを提案したいとの思いから

幸齢者ハンドセラピスト養成教室主催。

 

高齢者を始めとする各種施設に

ハンドトリートメントにおけるタッチケアを提供。

医療・福祉で活用できるセラピストの育成を行っている。

 

ハンドケアにかかわりながら見えてきたもう1つの大切なこと

 

障がいや高齢者にはとても近い「死」「生」を

もっと見つめていきたい思い

 

命に触れ かかわり

 

生 と 死 について共に学び会う

 

きっとそれは今の自分の命を輝かせるため

みんなで魂を共鳴させあって生きるため

 

もっと自分として輝いて より 豊かに